WIRED VOL.7 ~未来の会社 これからの「働く」を考える~を読みました。
今日はこれを読み終わりました。
WIRED VOL.7 GQ JAPAN.2013年4月号増刊
今号の特集として
「働く」でした。
ちょうど新入社員として4週目に突入した自分にはぴったりの特集で。
特に注目して読んだ記事としては
- 特集 未来の会社 これからの「働く」を考える
- THE MAGIC OF SUMMLY
- ヤバい「検索」
ですね。
特に、本号でのメインでもある未来の会社についての中でも
Douglas Rushkoffさんの「働く」についてのランダムノートは
とても興味深く読みました。
まず
「『働く(work)=雇用(job)』って考え方自体がイビツなんだよ」
から始まり、現代の雇用について言及しています。
人は中世の終わりまでは生きるために働いており、
自分が働いて作ったものに対して対価をもらっていたという。
それに対し、現在では人は提供した時間に対し、対価をもらうようになっていったと。
そのような変化に際し、『働く』=『雇用』という意味を呈するようになり、
現代のライフストーリーが与えられるようになった。
ここでいうライフストーリとは
出生、学習、就職活動、終身雇用、昇進、定年、余生
といったものであろう。
その中で、我々は「ご飯を食べるために、家に住みたいために仕事をしなくてはならない、働かなくてはならない」と思っている。
これは本心から仕事を欲しいと思っているものではない。
Rushkoffさんは
<中略>『仕事が欲しい』と思うことと、『働きたい』という欲求は似て非なるものだ
と言及している。
「働く」ことの本当の意味は何なのか。
人生を送る上での「働く」とは一体どういうことなのか。
もし現在就職活動をしている学生がいるならば
もう一度、その点を確認しておいたほうがよいと思いました。