「〇〇な人はなぜ××なのか」系の本は統計的に大丈夫なのかな?という疑問
前まで「〇〇代でやっておくべきこと××」みたいな自己啓発書が多かったのですが、
最近ではタイトル通り
「〇〇な人はなぜ××なのか」系の本が多くみられます。
例えば・・・
「できるビジネスマンはなぜ■■なのか」
とか
「エリートはなぜ△△なのか」
というやつです。
本屋の自己啓発ジャンル本棚にあふれかえってます。
僕は常日頃、ああいう系の本が胡散臭く感じるんですけど皆さんどうですか。
というのもそもそも母数どんだけで、
「××を使う〇〇な人」ってのがどれだけいるのかが
明瞭に書かれていないのが原因かと。
大体が「筆者が働いていて周りの人の中で、出来る人が××だった」
とか「筆者はコンサルでいろんな人と仕事をしてきたが、出来る人が××だった」
でした。
私は別にそれを否定しようとは思いませんが、
その特殊解を一般解に広げてしまっていいのかなという疑問が
いつも頭の中にあります。
例えば2000人いて、出来る人がその中で5%(100人)いるとし、
その内筆者と会ったことがあるのが20人とします。
「20人のうち18人が××を使っていた!これはできる人は××使っている!」
となっていたとしても、
会っていない残り80人が全員「××を使っていない」人だったら
出来る人全体の内18%(18人/100人)となります。
これは一般的と呼べるのか・・・( ^ω^)
まあ僕より経験がある人たちだし、出版社もそれなりに
考えている人たちだと思うので大丈夫だとは思いますが・・・
常日頃、疑問をもって生きている一社畜の考えでした。