社畜やってる場合じゃねぇ!

週休0日制の研究室に通うラボ畜だった社畜の雑多な日常を更新するだけのライフログ

マッキンゼー流入社1年目問題解決の教科書を読んでみた

 

 マッキンゼー流 入社1年目問題解決の教科書

 

本書はマッキンゼー入社1年目社員が

新人研修プログラムを通して体得する

「マッキンゼー流仕事術」について書かれております。

 

この本で得られるのは

「自分で答えを見つけるスキル・マインドセット」です。

 

ただしただ読んだからといって

見につくものではありません。

それを実際にやることで意味があります。

 

わたくしは読んでみて

スキルもそうですが、

マインドセットについての記述が多かったという

印象を受けました。

 

他にもロジカルシンキングのための

思考フレームワーク等々書かれている本は

多数あると思います。

ただ、それだけではいわゆる

「できる人」にはなれません。

 

思考フレームはあくまでも

「武器」であって

その「武器」を使用する人間の

身体的・精神的能力が問題となります。

 

本書でもフレームワークはあくまでも道具である

と書かれております。

 

では、その道具を使う人間は

どうあればいいのでしょうか。

 

本書ではまず問題に対して

「なぜ」「なにが」

常に持つことが大事であると書かれておりました。

 

たとえば 

新製品の売り上げが悪い

という情報が得られたとします。

 

この情報はほとんど意味をなしません。

「なぜ」売り上げが悪いのか

「なにが」売り上げを悪くしているのか

を考えることが重要です。

 

これらの疑問に対して答えるために

フレームワークを道具として使用します。

 

こうした思考は

なかなか1日やそこらで

身に付くものではありません。

 

日ごろから色々なものに対して

「なぜ」と「なにが」を

持ち続けることが重要ですね。

 

わたくしはマッキンゼーで働いておりませんが

このように違う会社の新入社員研修で行われている

ことを凝縮した書物によって

知識を得られるのはありがたいですね。